まるちゃんとケープコッド
子連れ家族が気をつけた方がいいこと


このページは初めて渡米されたママさんパパさん向けに書いてます。
子連れで安全にケープコッドを楽しむため、まるちゃんが気に留めておくといいと思う点。
あれこれ書いてますが、びびって家に閉じこもらせようというのではなく、
むしろ反対に、広々とした青空を楽しんでいただけるように、という意図です。

まる栗メインメニューへまるちゃんとケープコッド目次へ

◆公園では、砂を口に入れない。
あらいぐま(ラクーン raccoon)、ネズミ、リスなどが糞をしてあったりするかも。

大型犬で首輪がない犬は、野生のコヨーテの可能性が高いです。
これら野生動物には、寄生虫(パラサイト parasite)がいることがあり、人体に入ると病気の原因になります。

もし近くで動物を見かけても、触りにいったり餌をやったりしてはダメダーメ。

砂遊びすること自体は大丈夫だけれど、物を食べたり、指しゃぶりをする前には、必ず手洗いを。
水道が近くにない場合もあるので、ウェットティッシュ(スーパーに売っている)を常備。
◆お友達と一緒に公園へ行く場合。
ママさん同士で井戸端会議の間も、けっして子供から目を離さない。
小学生以下の子供同士のみを公園で遊ばせない。親かベビーシッター同伴で。
事故や誘拐を防ぐためです。
◆公衆トイレで親が用を足す間、子供一人外で待たせることは避ける。

一緒に入るか、戸の前に立たせていつも足が見えるようにする、または会話をする。

トイレではあちこち触らせない。トイレの後、手を洗わない大人も多いです。
◆駐車場付近では手をつなぐ。
アメリカでは公園へ行くにも車です。頭から突っ込んで駐車するのでバックで発進しますが、後ろ見てません。

しかも、あまりスピードを落とさず、よそ見運転のドライバー多し。
◆カーシート&シートベルトは必ず全員着用。
日本はカーシート導入が最近で、子供も慣れていないので嫌がる、大人も面倒でついつい、ということもあるかもしれませんが、
アメリカでは出産2日後に退院する時からすでにカーシート着用が義務づけられています。

また、時速50マイル=時速80キロ
住宅街の40マイルも、実は時速60キロで、日本の高速並みのスピード。事故ると激しいです。

アメリカの運転免許は、自動車学校に行かずに「自習」が多く、運転下手&無鉄砲も多い。

ケープコッドではヨボヨボ老人が命知らずに運転しているので、左右確認せず飛び出してきたり、ウィンカーと反対に曲がったりします。

また、ファルマスのメインストリート周辺は、ストップサイン一方通行子供飛び出しが結構多いので、ご注意。
◆12歳以下の子供は、いかなる場合も一人にしない。
「昼寝中の子供を家に一人で置いて、ちょっと近所へお買い物」
「ガソリンスタンドやファーストフード店で、寝ている子供を車内に置いてちょっとお買い物」もダメダーメ。

これは法律違反。
警察に通報されて、子供を連れて行かれる可能性があります。

ガソリン補給で、車内の子供が見える場合に、一人外へ出るのはオッケーです。
◆「お仕置き」に子供を外に放り出すのはダメダメです。(自戒をこめて。)
しつけとして得られるものより、誘拐・事故・警察に通報などの危険の方が大きいです。
◆初めての場所へ行く場合、できるだけ正確な場所と行き方とトイレ休憩場所(グーグル地図:ショッピングモールが便利できれい)を調べておく。

行き当たりばったりで、お目当ての場所が見つかったり、穴場を見つけたりすることよりも、
やばそうなところに迷い込んでしまう可能性の方が高く、そういう場所では道も聞けません。

ケープコッド半島内はマシですが、ボストン南部&ニューヨーク方面へ行く場合は特に。
ボストンのダウンタウンへ車で行く場合は、一方通行ガイドつきの地図またはカーナビを手に入れると便利。
路上駐車場用の25セント硬貨のご用意も。
◆こんな感じでしょうか。常識をえらそうに書いてごめんなさい。

では、ケープコッドの美しい自然を、お子様とのびのび楽しみましょう!

関連ページ:ケープコッドのお医者さん ライム病とチック

まる栗メインメニューへまるちゃんとケープコッド目次へ
2003/1/12更新