まるちゃんがアラスカで出会った人物 カルミンさん


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カルミンさん

私の住んでいたアパートの住人。

ワイオミング ナンバーの車に乗っている。
2号室に住んでいたが、96年クリスマス前に家族寮のマネージャーになり、引越していった。

95年秋にフェアバンクスに来て、10月のハロウィーンのとき、カルミンさんの部屋でパーティをしたときに会った。

フェアバンクスに来る前に、ワイオミングで日本人相手に英会話を教えていたことがある。

部屋の中は、枯れ草やまつぼっくりを使って、きれいにデコレーションされている。
22歳ぐらい。金髪のロングヘア。美人。足は太い。

私の結婚式の時の写真を見せて欲しいと言うので、「チリ・パーティ」の時に持っていくと、ウォルシュホール・アパート住民の女性がぞくぞく集まってきた。
着物姿を初めてみる人が多く、かんざしだけで10万もするとか、カツラが重すぎて下を向けないとかいう話で盛り上がった。

この「チリパーティ」というのは、メキシコ料理のピリ辛豆入りカレーのようなものを持ち寄って、味見をする。
コンテストがあったので、私も張り切って作って出品した。全部味見してみて、うちのが一番おいしいよねーっ!と夫と言っていたのに、優勝は「まずい・・・」と思ったやつだった。本気でがっかりした。
それから何回か料理コンテストの味見をしたけど、選ばれるのは決まって「まずい」やつだったので、アメリカ人の味覚は全然違うことがよくわかった。

96年11月のサンクスギビングには、中心となってアパートの地下室でパーティを開く。結婚祝いとかいう、豪華な木箱入りナイフ&フォークセットを持ってきていた。
このパーティで私は初めて「七面鳥の丸焼き」の本物を見た。
重さ25ポンド(12キロ)とか。
肉を切り分けるのに、チェーンソーの小型版のような電動ナイフを持ち出したのでびっくり。
でも、肝心の鳥はパサパサしていて、紙を食べているようだった。


旦那様は教会のコンサートでトランペットを吹いている。

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