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サンノゼにある奇妙な豪邸「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」体験談。

◆ウィンチェスター・ミステリー・ハウス Winchester Mystery House

グーグル地図:  525 S Winchester Blvd, San Jose, CA 95128
無料駐車場隣接

サンタクルーズから北へ約1時間。


ガイドツアーは数種類。オンラインチケットあり。要前売り券購入
コロナの為いろいろと変更やルールがあるので、公式サイトをチェック!

館内飲食禁止。階段があるのでストローラーは不可。
トイレはツアー前に済ませてね。

ウィキペディアのミステリーハウス日本語の説明→訪問前に一読おすすめ!


サンノゼ・ダウンタウン、サンタナ・ロウ・モール Santana Rowバリフェア・モール Westfield Valley Fairのすぐ近くにある「ミステリーハウス」。都会の真ん中。
不思議現象で有名なサンタクルーズのミステリースポット(体験談)とは全然違います!

ガーデンツアーの庭からの眺め
霊媒師の助言にとりつかれたライフル銃メーカーの未亡人が、ありあまる資金に物を言わせ、82歳で亡くなるまでの38年間、毎日24時間、増築し続けた豪邸。





2008年12月27日、割引クーポンにぎりしめ、家族3人でゴウ。
9歳児がいるので、基本の「マンションツアー」のみの入場でした。

ツアーは20人ほどのグループに一人ガイドさんがつき、約1時間、邸内を歩く
160部屋あるうちの110部屋を回るとのことだけど、開始5分後にはすでに何部屋目なんだか???
4階(多分)から見た外観
1884年にスタートした建築ですが、最盛期には7階建て。
地震の被害で現在は4階建てに。

幼児時代のまる赤が作っていたレゴ作品をほうふつとさせる、むっちゃごちゃごちゃした造りです。


1つ目の部屋に往年のサラ・ウィンチェスター Sarah Winchester 未亡人の唯一残っている写真あり。

サラさんはとても小柄な女性で身長150センチ弱。
それに合わせて階段も通路も何もかもがチマチマ作られてます。

段差がほとんどない階段
階段は367段・・・なんだけど、1段がすごく低い

彼女の性格がまたなんちゅうか、アレでして。

13の形の植木
「13」に対する異常なこだわり↑
ウィンチェスター銃で殺された人たちの亡霊を恐れてた。
実は新しいモノ好き。
お客さんを招くわけでもないのに、寝室40部屋に台所6つ。
雇い人がちゃんと働いてるか、あちこちから監視。
気に入らない人は即クビに出来るように賃金は日払い。

サラさんの日収は現在の価値で200万円ほどあったとか。
途方もない金額・・・。

でも、幸せだったのか?
それはミステリー。


ティファニーのステンドグラス
一番高価なステンドグラス!ティファニーのステンドグラス

サラさんお気に入りのデイジーの花をデザインしたステンドグラスや、くもの巣デザイン柄の窓もあり。

地震が起きた時に閉じ込められた寝室、
水切り傾斜みぞ付きの台所、
ドアを開けると壁、
階下へ落ちるようになってるドア、
天井へ続くだけの階段、
上って下りるだけの階段、
壁に取り付けられた窓、
床が取り外し可能な温室、
エレベーター、
3方向から噴出するシャワー、
サラさんしか入ることができないドアノブのない部屋。

・・・・・・・どや!まいったか!
ってな具合に、アイデアあふれる空間となってます。

ラストベッド
サラさんが息を引き取ったベッド。

庭に三日月型の植え込みがあるのですが、
その三日月が向いてる方向が、この最後の寝室なんだって。

おおこわ。



しかし。

大工さんも大変だわ。
毎日毎日、しかも24時間だから、夜中の3時とかでもトンカチトンカチ。
薄暗いランプの光を頼りに。
一族が作った武器で死んだ人たちの亡霊がウロツクといわれる、呪われた屋敷で。
80歳の老婆が監視する中を。

ガクブルです。


庭
ビクトリア調の庭を勝手にまわるガーデンツアーが、意外と気持ちよかった。

見所ポイント10箇所には説明もあり、日本の庭師さんが手を入れてるのかな?と思いながら、ゆっくり散策。


土産物屋さんも広い。
アンティーク博物館のジンジャーブレッドハウス展示
隣に小部屋があって、↑アンティーク博物館 Winchester Antique Products Museum  と書かれてて、
なぜか懐中電灯がずら~っと並んでた。
こんなのコレクションする人いるんだ・・・・・・いったいどんな価値あるのか、さっぱりワッカリマセン。



ミステリーハウスには10年以上前に夫婦で来たことあるので実は2回目ですが、入場料が高いし、説明も展示も変わらないので、1回行けば十分。
でも、世界に一つしかない家ということで、一度は行ってみるとよろしいのでは。

エアコンがないので、えらい寒かった。
夏はむちゃ暑いらしい。

ツアーグループからはぐれるとマジで出られないので、ちゃんとくっついて歩きましょう。
ときどき「オリジナルの床だから、カーペットからはみ出ないでね!」と鋭く注意されます。





2009年5月27日。

後日。
遊びにきた妹と一緒に、大人のみツアー「ビハインド・ザ・シーン・ツアー」にも行ってみた。
ビハインド・ザ・シーン・ツアー
基本のマンションツアーの後ヘルメットをかぶって地下室や秘密部屋(?)にゴウ!
地下室に行けるようになったのは結構最近のようです。

別々に二つのツアーに行くより、コンボで一挙に行くほうがお得。
裏方さん事情に興味ある方はどうぞ。



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2009年1月8日作成→2021年9月7日写真追加とサイズ変更