（２００３年９月更新）
夫と二人で平日ランチへ行ってきました。
Hollister から １５４号線へ入り、山の中をぐにゃぐにゃ２０分ほど走ったところに、ポツンとある小さな小屋。
「ここにレストランがある」と知らずに通ると絶対見過ごす、と思えるようなポツン具合です。
１００年以上前に建てられたという、歴史的なボロ小屋（失礼）。
アンティークと呼ぶか、ボロと呼ぶかは、こりゃ非常に微妙な線上にあるレストランだと思います。
古都に生まれ育ったまるちゃんなので、「たった１００年でこれ？」って思ってしまうのだろうか。
さて、ちょびっとお洒落した（つもり）我らでしたが、いたってカジュアルな雰囲気。ランチだし。
車から出てすぐ、やけに虫が多いと思ったら、そばに小川がありました。
真水だから蚊が多いようです。
「小屋」と連発してしまうのは、多分この屋根の低さのせい。
アメリカ人も昔は背が低かったの？
入口でデコぶつける人、いるんじゃないかな。
店内は昼なお薄暗く、狩猟関係のディスプレイがあちこちに。
ディナーならキャンドル点灯されるようですが。
観光客も多いようで、店の前で記念撮影している人が多かった。
ステートストリート沿いのレストランとは、まったく雰囲気が違うので、めずらしさが先行します。
あらかじめ予習していたメニュー（シーフード、ステーキ、チキン、ポークリブ、ラビットなど）は、ディナー用だったので、ランチメニューにはありませんでした。
ランチは、サンドイッチ中心。
で、「本日のスペシャル」は「外すことが多い」との定説に従い、定番メニューを選択。
まずは、チリスープ２種類。
なんというか、「で？」って感じというか・・・。普通でした。はい。
写真右のスープには、クレープのようなベロベロ＆モチッとしたものがついてました。
バーベキュービーフサンド（まるちゃんの。写真左）と、バッファローバーガー(夫の。写真右）。
なんていうか、これまたポツーン・・・。
パンは美味しかったんだけど、ご覧の通り野菜ゼロ。こんなことでいいのか？
ポテトさえつかないなんて、珍しいポツーンさです。
サンドイッチは８ドル前後。ドリンクもつかないし。スープ頼まなかったら、まじポツン。
で、もがもが食べて、デザートを食べてみたい気は起こらなかったので、帰宅。
夜は、パブ（↑写真左端に小さく写っている専用小屋。昼は閉まってた）が満員になるような盛況さらしいのですが、昼は「わざわざここまで、これだけのためにもう一度来たいか？いや、遠慮いたします。虫もなんとかしてね。」というのが、正直な感想でした。
あ、もちろんクーポン使用。
スイス人の知り合いが行った感想は、とてもよかった、おいしかった、とのこと。
夜行く場合は、飲酒運転と山道をぶっ飛ばす車で、意外と交通量も多いらしいので、気をつけて運転してください。