まる赤妊娠日記5ヶ月
妊娠5ヶ月(16-19週間目)

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◆ 16週間目  実家へ  超音波検診

こないだ電話で話したとおり、先週、出産予定の病院で、超音波測定を受けました。
「1時間前までに水を3杯飲んで、おしっこをがまんしとけ」という指示が出てたねんけど、1時間前に家を出てみると、途中で事故があったのか車が全然動かない地区があり、10分くらい遅刻。すぐに検査をしてくれることになったのはよかったのですが、検査室に行くまでに、すでにもじもじ状態で、検査は30分以上かかるっていうし、膀胱はれつしそうだったので、結局、検査直前にトイレに行ってしまいました。

検査では、コンピュータのモニターの前に寝て、お腹を出すと、ゼリーを塗ってから、電気髭剃りのようなものをお腹にあてます。(後日看護婦さんが、おしっこをしてしまうとうまく映らないので経膣測定になる、と言っていたけど、そんなことはありませんでした。)

そしたら、白黒画面に丸いのやら長いのやら、映像が映り、検査技師さんが、「これは頭」「鼻」「くちびる」「心臓」「足」「へその緒」などといって、説明してくれる。ほんで、説明しながら、コンピュータを操作して、たとえば足の大きさ(爪先からかかとまで)を測ったりする。足の大きさは、約2センチでした。ちっちゃい・・・。

映像では、赤ちゃんがあくびをしているのか、口を開けたり、手を動かしたり、あっちむいたりこっちむいたりする様子が見えます。ほんで、透き通っているのか、なんなのかわからんけど、膀胱が満杯になっているらしい様子とか、心臓が脈打ってる様子とかもわかる。心臓は、いくつかの房に分かれていて、それは心臓障害の心配が少し減る、ということらしい。

手や足が映ったときは、指の数を勘定してんけど、たぶん5本づつあったようです。

性別を知りたいかどうか聞かれたので、知りたい、と答えると、足腰のあたりを映して、ちょうど足を開いたような格好だったので、なんかついてるような気配が見えました。技師さんは、慎重な態度で、「まだ月が早いから、はっきりとは断定できないけど」と言ってたけど、たぶん男の子だろう、とのこと。

白黒やし、レントゲンっぽいし、説明なしでは今一つ、何が見えているのかわからんかったし、最後にくれた5枚の写真(プリントアウトしてくれた)は、ぼやーっとしていて、なにこれ?って感じです。
健康で産まれてくれるとうれしいねんけど。

病院は、結構大きく、きれいでした。医大くらいの大きさかしらん?産婦人科病院ではなく、総合病院のようです。引っ越ししたので、少し近くなったみたい。マサチューセッツ州本土に病院があり、私たちが住んでいるケープコッドは、運河をはさんだ半島のようなところなので、病院に行くには橋を渡らなければいけません。この橋が、片側2車線にもかかわらず、路肩が狭いのとロータリーが近いのとで、事故が多い。
陣痛が始まって渋滞に巻き込まれるのだけが心配です。

◆ 17週間目  友達へ  トイレ

こちらは、引っ越しも終わり、車がないので家にじっとしてます。散歩に出かけても、100メーターほど歩くと、トイレに行きたくて仕方なくなり、引き返す、って感じ。食べ物とトイレにとりつかれたような毎日です。

◆ 17週間目  実家へ  胎動

最近、「ハイパーアクティブ」の子供ちゃうか、と疑うほど、あちこち蹴りまくり、暴れまくりしており、ちょっと気持ち悪いほどです。お腹の上に手を当てると、ドカンと蹴った瞬間が、感じられるくらい。
子宮の壁を破られてしまうなどということは、ありえるのでしょうか?

◆17週間目  実家へ  腹帯

そろそろ「妊娠5ヶ月」です。
だいぶ腹も出てきて、おしっこばっかりしています。そこらの電信柱にいる犬より多いのでは。
1日8杯は水を飲め、などと、本には書いてありますが、とても飲めるものではありません。

ほんで、戌の日に腹帯を締めるものだ、と聞きましたが、産婦人科の先生に尋ねてみたところ、アメリカには腹帯の習慣はなく、特別注文してガードルのような感じのものを買う人がいるが、しなければならないことではない、とのこと。その特注ガードルの写真を見ると、大きなマタニティパンツの下腹部に、5センチくらいの帯状の布がついていて、おしめのように、後ろへまわして止める、というようなやつ。

それで、日本ではみんな使っているなら、種類も、はきごこちも、良いに違いないと思ったのですが。
日本で買った本には、昔ながらのいわゆる「腹帯」のほかに、パンツのようなガードルとか、腹巻きのようなやつ(パンツになってないやつ)とか、何種類かあると書いてある。

どれがいいのかは、私には見当つきませんが、できたら送ってもらえるとうれしいのですが。
サイズは、さらに見当つきませんが、日本ではズボンはMサイズだったような気がします。
値段を教えてくれれば、お金送ります。いろいろ頼んで申し訳ないけれど、時間があればよろしくお願いします。
だめなら、こっちのやつ注文してみるので、お返事ください。

◆17週間目  実家から  腹帯

お兄様お姉様

新緑のまぶしい季節となりました。
皆様お変わりなくお過ごしのことと推察仕ります。
さて、腹帯のけんでござりますが、もろてきました。
霊験あらたかなる帯解寺へ詣でて参りました。
なんと、お札とお守りつき!
これで安産間違いなし。
家族打ちそろって、安産のご祈祷までしてもろた。
わしにして何のご利益が・・・?
と、妹たちはおもったのだが、ま、いっか。
帰国の際は、お礼参りに詣でてくだされ。
安産グッズは、後日送付予定。
乞うご期待。

◆ 18週間目  実家へ  腹帯初体験

今日、例の安産グッズが届きました。
どうもありがとう。

早速、お守りをベッドルームの壁に張り、腹帯を試してみました。

ガードル2枚のうち、手触りの良いほうは、びろびろとした補助布が少し上に付きすぎているように思いました。もう1枚の堅い手触りのほうが、つけた感じはぴったり。

マタニティパンツは、アメリカで買ったやつにくらべ、ずいぶん小さいみたいだった。一応入るけど、ぴちっとしてます。アメリカ人と日本人の体格の差なのか、私の腹がでかすぎるのかは不明。

腹巻きみたいなやつで、はんこが押してあって、細いベルトのようなものがついてるやつは、今一つどうやって着るのやら要領を得ません。なかなか、つけごこちは良かった。今のところ、これが一番気に入ったかな?

問題は、昔乍らの岩田帯というやつ。
巻いてみたけど、あまりにも変なので、大笑いしました。難しい・・・。
ちょうど、映画で「ミイラ」が公開されたとこなので、よけい変だった。トイレットペーパーを巻き付けたような姿ともいえる。昔にうまれなくって良かった、としみじみ。

毎日、とっかえひっかえ着ないと、布が伸びないだろうけど、今まで何にも付けてなかったせいか、どれもこんなに締め付けて大丈夫やろか?と思うような締めごこちでした。かちっとして。夕飯食べてから試着したせいかも。明日の朝、もう一回試着してみることにします。
腹帯姿を見せたいけど、スキャナーもデジカメもないので、添付できません。残念。

ちなみに、夫の反応は・・・
もっぱら「お菓子」に集中。「おっ!うまそうやな、食べよ食べよ。」

以上、腹帯初体験のご報告とお礼まで。

◆20週間目  実家へ◆

来週の水曜日は、定期検診があります。
以前、貧血だといわれて鉄剤を飲んでますが、改善されたかどうかみてくれると思います。

腹帯は毎日とっかえひっかえ、つけてます。夕飯の後は苦しいので、はずしてしまうことが多いです。
お守り袋は縫いましたが、トイレに行く度に落ちて汚いので、飾ってあります。御利益なくなるやろか。
体重はすでに5キロほど増えたようです。食べる量は、さほど変わってないはずですが。

ボストンへ遠出した日(片道2時間のドライブ)はさすがにぐったりしたのか、静かでしたが、それ以外は毎日気持ち悪いほどドカドカお腹を蹴られます。
特に、夜寝ようとしているとき。
先月は膀胱の辺だけだったのが、今月はへその上といわず下といわず、右やら左やら、あちこち動くので、始めは「元気な子供やなあ」と喜んでいたけど、だんだん、「苦しがってもがいてるんちゃうか」と不安になってきました。
ボコボコボコボコボコボコ・・・・って感じです。

お母さんが妊娠したときって、どんな感じでしたか。
やっぱり、こんなにえらいこと胎動感じましたか。ツワリはありましたか。陣痛が始まって出産まで何時間くらいかかりましたか。

日本のような近所づきあいはないし、出産経験のある友達はだれもいないので、ほんのちょっとしたことがわからなくて気になります。
それから、今のところ、日本から送ってもらわなければいけないようなものは思い付きません。


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