まるちゃんとハワイ日記
7月30日(17日目)

朝。
まる赤、ゴロゴロしながらも、ぐっすり眠った。
前のコンドは、2階の足音が響いて恐かったのかも?生まれて以来ずっと平屋に住んでいたし。
でも、狭いベッドに親子3人川の字で寝たので、親は眠い。実際は「川の字」になるのはほんの数分で、後の数時間は「H」の字。痛い!蹴らんといて!
このベッドではどうも具合がよくないので、今夜からはベッドを壁にくっつけて、空いたスペースに補助マットを敷いて寝ることに決める。

朝食後、お父ちゃんは会議へ。
まるちゃんとまる赤コンビは、動物園へ。
動物園は、妙に人気のない所にあり、世界でも珍しい「熱帯雨林動物園」なんだって。
でも、あまりに知名度が低すぎて客がおらず、入場料も無料。

ここはロードアイランド州の動物園より随分格下。まあ、あそこは全米トップ10に入るんやからしゃない。
けど、この熱帯雨林動物園も、なかなか面白い。
大まかに囲いがされているんだけど、なぜか孔雀がそこらじゅうを歩いている。道のど真ん中で羽をつくろう姿はとても偉そうだ。大型犬ほどの大きさなので、つつかれたらマジで痛そう・・・。追い払う勇気もなく、孔雀が自主的にどいてくれるのを呆然と待つ。孔雀は1羽だけでなく、あそこにも、ここにも・・・。いちいち指さして騒ぐまる赤。これだけでも来た甲斐があったというものだ。

入り口そばには、金網で作った長いトンネルがあり、小さなサルがトンネルの周りにしがみついている。
サルはとてもすばしっこく、好奇心も旺盛で、まるちゃんたちがトンネル内を移動するとサルも移動。
トンネルの天井に群れて、下を覗き込んでいる。糞を引っかけるタイミングを狙っているに違いない。ふん、サル知恵には負けん!サルの尻の真下に来ないよう、上ばかり見上げて歩くまるちゃん。ウッキー!
ふと気づくと、すぐ真横にもサルが!まる赤 VS.サル(写真)。
残念ながら金網があるので、バトルにはならず。

金網トンネルを抜けると、鹿やホワイト・タイガー、大きなカメがいた。

ホワイトタイガーは、優雅に寝そべったり、見物人を見物したりしている。たった一匹にあんなに広い敷地がいるのだろうか。まるちゃんの実家のある町内がすっぽり入るかも。しかも花畑つき。

動物園の奥まで来たころ、毎日恒例の雨が降ってきた。
傘を持っていないので、小走りに車へ急ぐ。今日の動物園は、まる赤をトーマス号(青いストローラー)に乗せていたので、とても楽チンだった。

いったんコンドへ戻り、短時間の昼寝の後、午後からヒロのダウンタウンの向こうにある「レインボー滝」を見に行くことに。
会議場のハワイ大学ヒロ校へお父ちゃんを迎えに行く。お父ちゃんは会議をさぼって、3人で観光だ。

昼ご飯を食べていないので、「カフェ100」でロコモコをテイクアウト。
ここも「地球の歩き方」に載っていた店で、屋台が店に昇格したって感じの気軽な店。ここがロコモコの老舗らしいが、何を血迷ったか「カレーロコモコ」を注文してしまった。出てきたロコモコは、ただのカレーライス。しかも、レトルトちゃうんか、このカレーは!悲しい。なかなか繁盛している店で、周りの人はうまそうにロコモコやプレートランチ(定食)を食っている。定食を頼んでいる人が多そうだ。悲しい。交換してくれる人いないかなあ。おらんよな。はあ。
まる赤、あまり食べず。

レインボー滝は、滝だった。
とりあえず、真っ正面から記念写真を撮ろうと、撮影スポットへ行くと、髪の長い女性が、がっしりした男性にしなだれかかって泣いている。

しくしくしく・・・しくしくしく・・・しくしくしく・・・しくしくしく・・・

いつまでも、いつまでも、泣く女性。
なんなんだ。なぜこんな観光地真っ只中で泣きつづけるのだ。
しかも撮影スポットど真ん中。「はい、チーズ!」とか言って写真を撮る人々が次々に現れるが、みんなぎこちない。
泣くのはまる赤一人でたくさん、なので、滝の上に続くらしい階段を上り始める。

レインボー滝でゴンタ中が、しんどい目をして上った頂上からは滝がよく見えず、心底がっかりして、すぐに降り始める。

すると、階段を上ると何か面白いものがあるに違いないと期待していたまる赤、大泣き!
お父ちゃんが抱っこポーチで抱っこしていたのだけど、のけぞるのけぞる!ぐい〜〜〜ん!(写真)
お父ちゃんも、こんなところで地面に降ろしたら滝壷に飛び込みたがるのは目に見えているので、絶対に降ろさない。
ようやく階段を降りたころには、お父ちゃんの腕は筋肉痛になっていた。

泣き叫ぶまる赤を車に乗せ、「寝むいんやろう。寝たら帰ろう。起きてたら滝の下流を見物しよう。」と決め、滝の下流「ボイリングスポット」へ行く。田舎ののんびりとした住宅街の中にあった。ここは急流と岩場がぶつかって川が沸騰したように見えるところ。まる赤は起きているので、3人で見物場所まで行く。
「危険。泳ぐな。」とデカデカと看板が上がっているにも関わらず、泳いでいる家族連れが遠くに見える。それを見て隣にいた家族が、「うちらも行きたい。どこから降りるんだろう。」と言っている。まる赤は、コーラが入っていた紙コップとストローをもらって、ずっとストローをカミカミ。滝にはまったく興味なしだった。

ボイリングスポットの後はすんなり昼寝したので、コンドへ戻る。

夕方から、夫は会議のレセプション・パーティに行ってしまった。まる赤はまるちゃんと二人でお留守番。適当に残り物で夕食。
夜はテレビを見たり風呂に入ったりして、おやすみ。

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