◆エダビル・レイルロード体験談◆


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◆エダビル・クリスマスのライトアップ体験談◆

(まる赤2歳3ヶ月)

2001年12月21日(金)4時過ぎ〜、クリスマスホリデーの特別ライトアップを見に行った。

土日は汽車の行列が3時間と聞いて、夫に仕事を早引けしてもらって出かける。
4時半には日が暮れるので、着いたころにはすでに電飾が鮮やか。駐車場も満杯だ。「こんなに混んでるなんて初めてやん」といいつつ、入り口へ。
駐車場から見えるライトアップは、すご〜い!

ところが、入場料を支払うブースにすでに行列が。30分近く並んで、エダビルホームページから印刷したクーポンを使って大人二人20ドル。まる赤はまだ2歳なので無料。(3歳から有料)行列に慣れていないまる赤、早くもぐずる。

一歩園内に入ると、そこは光の洪水。ファルマスグリーンのライトアップより、数倍豪華だ。
写真の光のトンネルは、懐かしのパチンコ屋(アメリカには無い!)を彷彿とさせる。



道沿いに所々、サンタクロースの人形がプレゼントを作る様子をディスプレイしてある。
メリーゴーラウンドも、ダンボも、ピカピカぐるぐるだ。

入り口ブースに「本日の汽車は2時間待ち」と書いてあったので、とりあえず並ぶ。

汽車は20分おきぐらいにやってきて、3本目の汽車にようやく乗れた。でも、乗り込むときに最後の方になってしまい、右側の座席しかあいてなかった。30分の乗車中には、車掌さんが切符に穴あけにきたり、ところどころで線路沿いにライトアップが見えたりする。

ライトは圧倒的に左側が多く、しかも乗客の息で窓ガラスがだんだん曇ってきて、あんまり見えない。
もともと、線路沿いにもポツリポツリ・・・という感じでディスプレイが置かれているのだ。
フライドドーをあげたり、散歩させたり、なだめすかして寒い中を2時間近く待った甲斐は、残念ながらなかったと思う。

それでも、まる赤は「本物の汽車」に乗って「本物の車掌さん」に「自分で切符を渡す」という経験が、とても面白いらしく、汽車ではじっと座っていた。
帰宅後まる赤に、「今日はおもしろかった?」とたずねると、「がたんごとん、がたんごとん・・・」と言いながら揺れるまねをしていたので、気に入ったのだろう。

汽車から降りたら、すでに7時を過ぎている。このまま帰るのももったいないので、遊園地をちょっとのぞいて、寒いから博物館へ入る。博物館にも2つも行列があるのでびっくり。

一つ目の行列は、ろうを溶かしたものに手をつけて、手のろうそくみたいなものを作るというやつ。
2つ目の行列は、サンタクロースと写真撮影。もう行列は勘弁してほしかったので、まる赤はどちらもせず。
ひとしきりトラクターや汽車の展示物を触って、帰りたくないと泣きわめくまる赤を連れて帰宅。

興奮して夕飯を食べなかったまる赤なので、帰宅途中に IHOP というパンケーキ屋さんで腹ごしらえ。まる赤、たくさん食べました。

(2001/12/24作成)



(まる赤1歳10ヵ月)

楽しかった!!!
男の子がいる家族にとっては、ちょっとおおげさながら、「夢の遊園地」だった。

入り口へ。
広い芝生とクランベリー畑の向こうに、↓ダンボとメリーゴーラウンドがクルクル回転しているのが見える。


その向こうには、汽車、汽車、電車、汽車!
園内には「機関車トーマス」の音楽が流れ、ウキウキムードで「ポッポ〜!」なんて叫んだりしてみる。


11時始発の汽車に乗ることにする↑


停車中の汽車の写真を撮っていると↑、運転手さんが「いつでも乗っていいよ」と言ってくれた。

この日は煙りを出す汽車ではなかったが、客車は窓がなく、風が気持ちいい。
汽車は自転車より遅いぐらいの速度で、ガタゴト走る。

トンボがたくさん飛び交っている。ちょうちょ、ハチも。沼地には白い睡蓮の花がたくさん。あの下にはレンコンが埋まってるのかな?誰もとらないのかな?と考える。

進行方向右側に座ったら、森と小川の世界。左側には、沼地とクランベリー畑が広がる。
クランベリーはまだ小さな白い花が咲いている状態で、赤くは染まっていない。平地に広々と開けた湿地帯。

なつかしい。

そう、これは日本の風景に似ている。
青々とした稲が、風にサワサワと揺れる、田園風景。田んぼだ、田んぼ。
アメリカに来て、田んぼなんて見たこと無い。小学校のころ登下校の道にあったのは、田んぼだった。汽車のガタゴト揺れる音、周りのはしゃいだ家族連れの交わす英語、時折飛び込んでくるトンボ、雨が降りそうな湿った空気。
その中で、心の底に眠っていた日本の景色が、次々と現れる。

まる赤はぐずることもなく、大人しく座って外を眺めていた。

30分後。ちょびっとだけ、クマやウサギの絵が描かれた看板があっただけで、駅に到着。なんとものんびりしたアトラクションだ。でも気に入った。


駅の向こうには、幼児向けにミニ汽車や、クルクルまわる乗り物があって、係員さん達がひまそ〜に番をしている。そのまた奥には、シーソー、ブランコ、手漕ぎ車、ブルドーザー、消防車なんかがあって、1歳〜幼稚園ぐらいの男の子達が遊んでいる。



↑手漕ぎ車に乗ってみた。
まる赤はまだハンドルに手が届かず、親と一緒に乗る。こうやって、自分で動かして遊ぶ乗り物って大人にとっても面白い!
京都の山奥のどこかに、こんな感じの「手動乗り物」がたくさんある遊園地があったなあ。ふふふ・・・。

「なんとまあ、楽しい休暇やなあ! What a fun vacation!」と、隣にいたサングラスのママさんが、自分達の子供を見ながら言った。


お昼になったので、セルフサービスの食堂でランチ。まる赤はチーズピザと牛乳、親はホットドックと水。
ピクニックテーブルが屋内に並び、壁や梁に汽車や電車の写真や模型が点在していて、まる赤はあちこち指を差すのに忙しい。


↑幼児用ミニ遊園地の木製汽車。

博物館もあるので、涼みに行ったら、これまた大きなトラクターや、汽車、クラシックカーなんかが倉庫のような所に並んでいて、男の子が間を飛び回っている。まる赤もハンドルを握ったり、汽車の椅子に座ったり。

土産物屋には、トーマスなんかのおもちゃやパズル、ビデオがあって、しばらく迷ったがお目当ての「バーティ」が見つからず何も買わなかった。トーマスのビデオって、たくさんあるのねー。DVD で何本かまとめて出たら買うのになあ。



ボストンとケープコッドの中間で、辺ぴな所にあるせいか、独立記念日の週末(7/1)に行ったのに混んでない。しかもワイワイ汽車に乗るにはちょうどいい具合の人込み。全然並ばなくてもよかったし。

また行こうっと。

(2001年7月2日作成)



◆エダビル ファミリー テーマパーク(旧エダビル・レイルロード鉄道博物館)Edaville Family Theme Park

グーグル地図: 5 Pine St, Carver, MA 02330

行き方
ボーンブリッジから、R25&I−495 を北上、Exit 2 で、R58 North(Carver 方面)へ入り4マイルほど走り、Rochester Rd へ左折して入る。1マイル走り、Pine St へ右折500フィート前進で駐車場。ボーンブリッジからは約20分弱。

公式サイト



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2001年作成、2021年写真サイズ変更