まるちゃんとナマモノ

道端やビーチで出会えるケープコッドの生物をご紹介!


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動物たち◆コヨーテ

英語では「けいよーれえ」と発音する。
サイクリング中に、人んちの庭をうろついているのを発見。ハスキー犬より一回り大きく、耳も大きい。
猫や子犬、ウサギなんかも食べる。
まったくの野生なので、見つけても近寄らないように。

◆スカンク

くっさあ〜!
姿はなけれど強烈な臭い、それはスカンク。
ケープコッド中にいるらしい。
住宅街にもいる。いたるところで不意に臭う。
実物を見ても、絶対に近寄ったり、ちょっかいを出してはいけない。不意に動いて驚かしてもいけない。
もしおならをひっかけられたら、3日3晩はくささで眠れず、臭いも1週間は残る。
何食うてんねん・・・。

◆うま

野生ではないけど、ケープコッドでは乗馬をする人が多い。住宅街にもウマを飼っているところがある。
冬は、服を着せられて、草を食べている。
マシュピーのR151沿い、バーンステイブル・カウンティ・フェア・グラウンドには、乗馬用の運動場みたいなのがあって、お祭りの時は障害物競走なんかもするし、ポニーライドはポピュラーな出し物。
ウマはウマ専用の乗り物に入れられて、自動車で引っ張って移動する。

◆リス

灰色で、大型の、かわいくないリス。ゴミ箱や小鳥用の餌は、リスが全部いただき!
鳥好きにとっては、いかにしてリスに餌を取られないようにするか、頭の痛いところ。プラスチックぐらいなら余裕で穴を開ける。電線かて綱渡りするで。
リスは大量にいるけど、狂犬病を持っていたり、ライム病のチックを持っていたりするので、触りに行かないこと。

ある日、まるちゃんちの車から怪しい音がし始めて、修理屋さんへ持ち込んだら、なんと!
どんぐりが100個以上出てきたのだ。リスめ、やってくれるで。

◆ウサギ

野うさぎ!ピーターラビットみたいに、茶色っぽいような灰色っぽいようなウサギだから、動かないと見つけにくい。

◆キツネ

レッドフォックスってやつ。とんがった顔、長くて太い尻尾。夜に道を横切ることが多いから、運転手さんは気をつけて。

◆アライグマ

ゴミ箱には必ずきっちりとふたを。いい加減においておくと、ゴミ箱をひっくり返して、中身をぶっちゃけられてしまいます。一度やられると、何回も繰り返してやってくるし。
「あらいぐまラスカル」のかわいらしいイメージがあるけれど、実は灰色で、狂犬病を持っていて、凶暴な性格。どちらかというと、「害獣」と思われている。
道端で車にひかれてぐちゃっとなっている姿をよく見る。英語は「ラクーン」。
海の生物たち
◆イカ

ウッズホールの岸辺から釣れるらしい。夜に、ライト付きのイカ釣りグッズを海に入れると、大群で移動しているイカが寄ってきてピチピチ釣れるとか。
イカの季節は短いらしいので、短期決戦。まるちゃんはイカ釣りグッズを譲ってもらったのに、一度も捕まえるチャンスがなかった。

◆ストライプトバス

ウッズホールやファルマスの浜辺で、よく釣りをしているおっちゃんがいる。
夕方なんかに、カモメが激しくとびまわっている海面をよく見ると、サケのような大きな魚がビョンビョン跳ねているのがわかる。
このシマシマの魚は、かなり大きくなるらしい。
ウッズホールの水族館なら見ることができる。

◆カニ

「カニ釣り」は、ケープコッドにバケーション中のアメリカンボーイに人気らしい。ケンタッキーフライドチキンなんかのチキンの骨に、糸をつけて、岩場に浸すと、カニがくっついてくるとか。タラバガニと違ってちっちゃいから、あんまり食べられない。

◆クジラ

プロビンスタウンの何とかポイントとかいう浜辺から、クジラが見えるらしいという情報を聞き込んで、3月24日に行ってみた。
岸から見えるのは、ジャンプを滅多にしないライトウェール(せみくじら)というクジラらしい。
双眼鏡を持っていったけど、もちろん見つけられず。
ガセネタだったのかも?

ハイアニスやプロビンスタウンからウェールウォッチングのクルーズが出航していて、それは2、3時間ほど沖合いに出たところで、ジャンプをするハンバックウェールなんかを見る。これは6〜8月がシーズン。クルーズに出れば、ほぼ確実にクジラに会える。
ちなみに、ボストンから乗ってもプロビンスタウンから乗っても、見る場所は一緒らしい。

◆カブトガニ

大西洋側の北の方の海辺にいるとのうわさを聞いたけど、実際には見たことなし。
「死んでいる化石」は、イーストハムのビジターセンターに展示されてたよ。

◆うなぎ

いるんですよ。海の中にも、池にも。アメリカ人の友人は、夜に懐中電灯を持って池に行って、つかまえて、食べたらしい。おいしかったそうな。どうやってさばくんだろう?蛇みたいで気持ち悪いけど。日本のうなぎと、どう違うのかは不明。

飛ぶものたち◆ほたる

夏の夜、ライトを消して真っ暗な庭を見ていると、ゆっくりと点滅。
なんと風情があることよ。

◆カナディアン・グース

渡り鳥。群れで行動する。アラスカにもいた。あんなとこから飛んでくるのかー。タフなやっちゃ。
広い芝生、地面が土の場所、水辺に集まる。
黒、茶色、灰色、白のシックな装いで、上品な大型の鳥。

◆パイピング・プルーバー

ケープコッドの湾内の浜辺、ハイアニスの北、サンディ・ネック・ビーチが産卵場所で有名。
英語は Piping Plover。
まるちゃんは野生の実物を見たことなし。絶滅の危機と言われている小鳥。
巣が見つかると、付近一帯は立ち入り禁止になってしまい、住人のみがレンジャーの誘導で出入りを許される。
ボストンの水族館、ニューイングランドアクエリアムにいた。

◆ターキー

七面鳥のこと。むちゃ不細工な顔をしている。ニワトリのトサカとあごのところについている赤いやつ(名前は知らんけど)、あれが腐ったようなものが、ターキーの顔にもついている。鶏の3倍ぐらいの大きさ。でかい!

野生のターキー、ひそかにケープコッドにいるのだ。
ファルマスからウッズホールへ行く途中にある消防署付近で、よく見かける。R151沿いの映画館のある北の方にもいるみたい。


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(2002/3/26作成)