フェアバンクス―カシツナベイ 日記


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◆超巨大な平目ハリバット◆


ホーマーのお土産物屋さんの小屋を見物していると、店の前にチェーンソーを持ったお兄さんがいる。
しかも前には畳1枚分ぐらいのでかい魚がどれーんと横たわっている。

こりゃおもしろそうや!

早速近くへ行ってみると、どうやらチャーター船の社員さんらしく、客が釣ったハリバットを解体して持って帰らせる手配をしているらしい様子。
魚は1匹だけでなく、たくさん箱の中に入っている。


しかし、魚をさばくのにノコギリかあ、なんかすごい・・・。
でかいのに、内臓はちょびっと。
後は白身の肉、肉、肉!
平目だからぺちゃんこなんだけど、それは全体がでかいからぺちゃんこに見えるだけで、切り身はレンガのブロックぐらいある。

恐いのは「目玉」。
握りこぶしぐらいある目玉がギョローンとこっちを睨みつつ、しかも「死んだ魚の目」になってる。
おそろしー。
店員さんも今や血まみれ。
おそろしー。

たくさん肉がついてるからか、さばき方はいい加減。
肉が大量についてても気にせず、あらをごみ箱代わりのバケツにジャンジャン放りこんでいく。
魚の重さを聞くと、100ポンドとか140ポンドとか言ってたので、まるちゃんと同じがそれより重い。

(↑写真のハリバットは336ポンド(約170キログラム)らしい。ホーマーのパンフレットより。)

ホーマーでは「ハリバット ダービー」という釣り大会が催されるらしい。一番重い魚を釣った人にはごっつい賞金が出るそうな。
街を走ると、チャーターボート屋さんの前にハリバットが5匹、6匹と仲良くぶらさげられている。
平目型の布団を干してあるみたい。

ハリバット釣りについてご興味ある方は、開高健さん著「もっと遠く!」などなど(まるちゃんのお気に入り本)をご参照ください。
まるちゃんは釣ってないのだ。残念。


(2000年3月2日作成)


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